東欧四カ国 写し絵公演・ワークショップ

2011年11月17日〜12月1日 ポーランド・ハンガリー・ルーマニア・ブルガリア
主催 国際交流基金
協力
各国日本大使館

出演

写し絵
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劇団みんわ座(山形文雄 田中佑子 嘉数正彦 品田篤志 秋本乃里子 鈴木淳也 細山辰治 正木美緒)
説経節 説経節政太夫
尺八
設楽瞬山

演目

  • 「三番叟」
  • 「あたま山」
  • 写し絵技法解説
  • 「だるま夜話」
  • 「勧進帳」

スケジュール

  • 11月18日 ポーランド ワルシャワ市 ウヤズドフスキ現代博物館
    写し絵公演
  • 11月19日 ポーランド ワルシャワ市 シフィト文化会館
    写し絵公演
  • 11月21日 ハンガリー ブダペスト市 メルリン劇場
    写し絵公演
  • 11月22日 ハンガリー ブダペスト市 メルリン劇場
    テーブル影絵人形劇ワークショップ
    写し絵製作・操演ワークショップ
    写し絵公演
  • 11月24日 ルーマニア ブカレスト市 オデオン劇場
    写し絵公演
  • 11月25日 ルーマニア ブカレスト市 映画演劇大学
    写し絵操演ワークショップ
  • 11月27日 ブルガリア ソフィア市 国立演劇・映画芸術アカデミー
    写し絵公演
  • 11月28日 ブルガリア ソフィア市 国立演劇・映画芸術アカデミー
    写し絵操演ワークショップ
    写し絵公演

劇団みんわ座 写し絵 東欧公演 終了報告

 『国際交流基金』から派遣され
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「東欧4カ国」で公演を行いました。11月17日成田を発ち、12月1日帰国した、2週間の旅です。 
 上演は「勧進帳」(写し絵版) あたま山 だるま夜話」の三作品に,写し絵の技法解説をいれました。
 ポーランド・ワルシャワ ハンガリー・ブダペスト ルーマニア・ブカレスト ブルガリア・ソフィア と一カ国二日間の公演で、いずれの会場も満員で、珍しい日本の伝統芸能として楽しんで貰えたようです。みんわ座の海外公演は、今回が初めてではありません。
 これまでイギリスやアメリカの諸都市を巡回しましたが、物語は、上演前に司会者が説明する方式でした。今回は字幕を投影したので、表現の細かなニューアンスまで理解してもらえたのでしょう。これまでの外国公演よりも多い、笑いや拍手がスクリーンの裏側まで大きく響いてきました。
 上演後に、希望者を舞台裏に案内して、仕掛けの技法を公開しました。
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 日本は糸や木の歯車、その他の「絡繰り仕掛け」で、祭りの山車や人形を舞わせる伝統があります。江戸後期に誕生した「写し絵」には、それらの技法が多く取り入れられて、映像を絡繰っています。それが殊の他、興味をもたれ、上演後は連日、舞台裏が満員の人だかりでした。

 上演後に寄せられたお客のアンケート結果が、それぞれの国の大使館から送られてきました。すこぶる好意的な評価で、これなら、『国際交流基金』からの派遣に、応えられたのではないか、と少し安心しております。
 しかし今回の公演においては、会場条件、舞台道具、そして劇場スタッフと、密に打ち合わせをしてくれました「国際交流基金」と「現地大使館」スタッフが、詳細を尽くし、5枚、6枚とつづられた打ち合わせ表を、私共に渡してくれました。感謝この上ない、という気持ちです。
 西欧から輸入されたマジックランタン(幻灯機)が、江戸後期、「写し絵」という日本独特の文化を誕生させ、これが現在、世界に非常に興味をもって迎えられている現実をみるにつけ、互いに学び合う、国際交流の大事さを実感しています。